12V電装系への変更

電装系を6Vから12Vに変更する事で、暗いライトから明るいライトへ!

例えば、Vespa50S/100/125ET3などの電装系は、6Vですが、どうしてもライトが暗いとか、
ウィンカーの点滅が頼りないなどの色々な諸問題が生じます。そこで、電装系を6Vから
12Vに電圧を上げるという作業になります。
また、バルブ類もどうしても6Vは、入手しずらい場合が多く、12Vにすると、
そういった問題が解決されます。
末永く乗ったり、より安全な運転をする為には、こういった外見的には地味な作業も
必要と考え、BENEでは勧めています。

大まかな分類ですが、以下のようになります。

  1. Vespa50S/100/125ET3など;
    殆どのスモールボディで可能ですが、以下のタイプは不可です。
    Vespa50R/Nなどのステータープレートのコイルが2個のタイプ
  2. VespaRally, GTR,GT,Sprint, Sprint Veloce, 150GS/160GS/180SS
    50年代以降は、バーハンドルも含めて可能。
    バッテリー付き車両(一部のRally, GSなど)は、バッテリーレスになります。

不明な場合は、お気軽にご質問ください。

その時の弊社の待ち状況により異なりますが、
試験走行も含めて3週間から4週間は、
係ると思われます。

如何に大まかな注意事項を記載させて頂きます。

  1. スモールボディについて; ホーンのスィッチの形状が異なります。
    他のベスパ用のスィッチを流用します。
  2. バッテリー付きの場合; バッテリーの所にレギュレターを設置しますので、
    レギュレター固定用にボディに穴を開けます。
  3. GSなどの場合; メインスィッチのポジションによる電装系の動作が変更されます。
  4. 製造終了後、10年以上を経過していますので、こちらの判断で着磁作業を
    行う場合があります。
  5. フライホイールの状況により 着磁作業を行っても出力電圧が12Vに達しない事もあります。
    過去の例で述べますと、10Vの時もありました。 クラシックの場合は、
    12V出力が保障されない場合もございます。
  6. 外観については、大きな変更はございません。フライホイールは、基本的に
    既存の物を使用します。
  7. その他;車両の状況により追加料金が発生する恐れがあります。
    表示されている料金は、最低料金としてお考えください。
  8. 詳細は、持ち込み時にお伺いください。

12V化の価格ですが、おおまかですが、以下のようになります。
車両の状況により値段が確定出来ませんので、最低価格を記載させて
頂きます。

  1. Vespa 50S/100/125Primavera;¥70.000-より(税抜)
    価格には、以下の料金を含んでおります。
    全てのスィッチ/バルブ/ステータープレートコイル/レギュレターの交換/取り付け、
    各種ハーネスの改造/調整, 及びその他。
  2. Vespa 125ET3 Primavera; ¥75.000-より(税抜)
    ステータープレートを丸ごと交換致しますので、1の車両より価格がアップします。
  3. Vespa 200Rally/GTR/SprintVeloce,その他クラシック  ¥70.000-より(税抜)
    作業内容は、基本的には、スモールボディと変わりません。
    Rally200 Ducatiイグニッションの場合は、ステータープレートを丸ごと交換しますので、
    上記価格より¥5.000-(税抜)アップします。

車両の状態により異なる場合がありますので、詳細は店頭まで持ち込んで頂ければ、
お話をさせて頂きます。
上記金額は、最低料金ですので、予めご考慮ください、着磁料は含んでいません。
特に以下の場合は、追加料金が必ず発生します。

  1. ホーン; 交流により作動しますので、バッテリーによって作動するホーンが付いている方は、
    別途ホーン代金(交流タイプ)が発生します。
  2. ハーネス(配線);オリジナルの配線より著しく変更、もしくは交換されている場合。
  3. その他; ノーマル(オリジナル)より各種変更されている場合。
    弊社が通常作業より更なる追加作業が必要となった場合。